こんにちは、Viola(@ViolaDiary)です!
数年前まで、私はひどい乾燥肌でした。
洗顔後は素早く化粧水をつけなければ、顔の皮膚がつっぱっていました。
さらに、冬になれば、唇の周りが乾燥で白く粉を吹くような状態だったのです。
それが今では洗顔後に化粧水をつけなくても平気になり、粉を吹くこともなくなりました。
今の状態になるまでに、私は一度スキンケアをやめました。
すると、肌が乾燥することがなくなったのです。
とはいえ、それだけでは満足できなかった私は、現在はエイジングケアコスメを使用してシンプルなスキンケアをしています。
今回はその結論に至った過程についてお話したいと思います。
アンチエイジングに興味を持った20代後半
自分の肌のキメが、20代前半とは違うことに気づいたのは、26歳くらいの頃でした。
その時、これがお肌の曲がり角というやつか…と初めて焦りを感じたのです。
そんな時、本屋さんで目に留まったのが『アンチエイジングの鬼』という本でした。
そこに書いてあったのは、私が今まで全く知らなかった世界でした。
私は元々化粧にもそこまで興味がなく、メイクアップコスメは適当に安いもの、化粧水と乳液も同居している母が買ってきていたものを使っていました。
確か、豆乳イソフラボンのシリーズだったと思います。
メーカーや効能などに興味すらありませんでした。
『アンチエイジングの鬼』は、ナチュラルコスメや抗酸化作用のある食品、完全遮光の日傘などを取り入れて、体の中と外の両方から若さを保つという内容の本でした。
その本を読んで、私はナチュラルコスメにハマりました。
最近では「オーガニックや植物エキスより、化学合成物質のほうが安全」という認識に移っている私ですが、その頃は本の影響で完全にナチュラルコスメを信用していました。
(なぜ化学合成物質のほうが安全かという話は、後でしますね)
しかし、ナチュラルコスメを使っても私の乾燥肌が治ることはありませんでした。
そもそもナチュラルコスメは価格が高いので、使っていたのは基礎化粧品だけでした。
メイクアップコスメとクレンジングは市販のプチプラのものを使っていました。
乾燥肌が治らない原因がそこにあったことに気づいたのは、30代に入ってからでした。
肌断食に目覚めた30代前半
ある時、『「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法』という本に出会いました。
宇津木流スキンケアというそれは、今で言う肌断食です。
「肌をきれいにしたいなら、化粧品をやめなさい」というのがその本の内容でした。
さすがに仕事をしている社会人でしたので、化粧なしで会社に行くわけにはいかなかったので、ファンデーションとポイントメイクはしていました。
ファンデーションとアイシャドウとチークは石鹸で落とせるエトヴォスのものを使い、マスカラはお湯で落ちるものにしました。
そうして、私はクレンジングをやめました。
さらには化粧水や乳液もやめました。
もちろん最初は肌が乾燥しました。
宇津木流スキンケアでは、乾燥する部分には薄くワセリンを塗るようになっています。
私は乾燥で粉を吹く部分にだけワセリンを塗りました。
あとはひたすら我慢でした。
ちなみに、今の私ならこの方法はオススメしません。
なぜかというと、基礎化粧品を全て絶った直後は、肌の状態がものすごく悪化することがあるからです。
我慢しなくても、乾燥肌を治せる方法はあります。
ですが、この時の私は肌断食が一番良い方法なのだと信じて、続けました。
結果として、化粧水をつけなくても乾燥しない肌を手に入れることに成功しました。
ちなみにエトヴォスは、肌負担が少なく、とても使い心地の良いコスメブランドです。
肌断食をしなくてもオススメです!
肌断食にアンチエイジング効果はないと気づいた30代半ば
基礎化粧品を使わなくなって、乾燥肌は治りましたし、肌トラブルもなくなりました。
しかし、何か物足りないのです。
肌のキメの粗さは変わりません。
むしろ年をとった分だけ肌が老化しています。
それはそうです。
エイジングケアができないのですから。
宇津木流スキンケアは、ベースメイクをしないことを推奨しています。
日焼け止めも塗らず、紫外線対策は日傘を推奨しているのです。
でも、日傘をささない室内でも紫外線は入ってきます。
たとえ日傘をさしたとしても、地面に反射した紫外線は顔に当たります。
日焼け止めはエイジングケアに必須です。
こちらの日焼け止めは敏感肌でも使えて、肌負担の少ない日焼け止めなので、オススメです!
今の私としては、なによりも日焼け止めが大切で、一日中家にいる時でも塗らない日はありません。
それに、エイジングケアができる成分を肌に取り入れようと思ったら、やっぱり基礎化粧品は必要だという結論に至りました。
シンプルスキンケアが一番大事と気づいた30代後半
肌断食よりエイジングケアがしたい! と思い始めてからは、オーストラリアのオーガニックコスメが個人輸入できる、『おうちスパ』というサイトで、コスメを購入していました。
その頃はまだ植物エキスのパワーに頼りたいと思っていたのです。
転機が訪れたのは、『美容常識の9割はウソ』という、形成外科医が書いた本を読んだ時でした。
その本で紹介されていたのは、シンプルなスキンケアでした。
- 洗いすぎない
- さわらない
- 基礎化粧品は美容液かクリームの1つだけに絞る(化粧水はいらない)
- 日焼け止めが一番の美容液
これを読んで、私はものすごく納得できたのです。
肌断食はやらなすぎだけど、やりすぎも良くないという理論です。
そしてこの本で、オーガニックコスメや植物エキスには、未知の成分が含まれることもあり、アレルギーの危険性があることを知りました。
そして、植物エキスは採れた時期によって、成分にばらつきがあるのだといいます。
化学合成物質は、植物エキスよりピュアなのだそうです。
オフスキンケアとの出会い
さらに、この本をInstagramで紹介したところ、私のポストを読んだ友達からのコメントで、かずのすけという人の存在を知りました。
これが私にとって運命の出会いでした。
かずのすけの理論こそ、私を最も納得させるものでした。
かずのすけは、オフスキンケアという、「洗浄力を見直して、肌本来の保湿成分を整える」という独自の理論で、オリジナルの洗浄剤や化粧品を作っています。
それでいて、敏感肌向けのエイジングケアコスメも販売しています。
これこそが私が求めていたものだと思いました。
肌負担を限りなく少なくした上で、エイジングケアができるコスメ。
この時、私は初めて油脂系クレンジングというものを知りました。
アルガンビューティーは、私もずっと愛用しています。
数少ない市販の油脂系クレンジングです。
市販のミネラルオイル系クレンジングは、洗浄力が強く、さらには水で流れにくいために洗い流すためには肌の潤いまで奪ってしまいます。
ところが油脂系クレンジングは水で流れやすいので残留しにくく、結果肌の潤いを奪わないというわけです。
ここでようやく乾燥肌改善には、クレンジングを変えることが必要だということに気づきました。
私はクレンジングを変えるどころかやめていましたので、それが良かったのでしょう。
むしろ、油脂系クレンジングを使えば、石鹸で落とせるコスメを使わなくてもいいのでは…と私は気づきました。
かずのすけによると、石鹸は洗浄力が高い洗浄剤のようです。
肌の保湿力を整えるためには、洗顔料は石鹸ではなく、もっと洗浄力の優しいものを使うべきだそうです。
ちなみに油脂系クレンジングは、毛穴ケアにも適しているとのことです。
乾燥肌の改善にはセラミド
肌断食でも乾燥肌は改善しますが、その過程で肌の状態が悪化することがあります。
それは、今まで基礎化粧品に頼って肌に潤いを与えていたのだから、それを完全に絶ってしまえば、肌が乾燥するのは当然のことです。
そこで、肌断食以外で、乾燥肌を改善させるためには、セラミドを補給することが一つの方法です。
ケアセラのクリームは、ハンドクリームとしても使える優れものです。
これを使い始めてから、毎年できていたあかぎれができなくなりました!
セラミドは、肌を構成する細胞間脂質に含まれる成分です。
水分を挟み込んで蒸発を防ぐ働きを持っています。
セラミドが減少した肌は、バリア機能が低下して、乾燥しやすく、外的刺激を受けやすくなります。
そこで、減少したセラミドを化粧品で補給することで、乾燥肌を改善することができるというわけです。
エイジングケアならナイアシンアミドとレチノール
エイジングケアと言えばシミ予防とシワ予防でしょう。
シミを予防する成分は色々ありますが、コスパがいい成分の代表はナイアシンアミドです。
医薬部外品という、厚生労働省に効果が認められたコスメもプチプラで購入することができます。
ナイアシンアミドは、シミ予防と同時にシワ予防の効果もあります。
シワ予防のための成分もいくつかありますが、有名なのはレチノールです。
レチノールはナイアシンアミドと比べると、高価な部類になります。
肌のターンオーバーを促進して、肌のキメを整えたり、線維芽細胞を活性化し、しわやたるみが改善、保湿力が向上する働きがあります。
シンプルスキンケアでエイジングケアを考えた時、この2つの成分が含まれる基礎化粧品を使用するのが、費用対効果の面で優れていると思いました。
まとめ
私が20代後半から10年以上スキンケアについて調べたり実践したりして、たどり着いた結論がこちらです。
- 油脂系クレンジングを使う
- 洗浄力の優しい洗浄剤を使う
- 乾燥肌を治したいなら、セラミドが含まれるコスメを使う
- エイジングケアをしたいなら、ナイアシンアミドとレチノールが費用対効果に優れている
- 日焼け止めは最強のエイジングケア
これを実践している私の肌は、アラフォーになった現在も、30代前半の頃とあまり変わらない状態を保っています。
唯一気になるのは目の下の黒クマですが、こちらは美容外科に頼らない限り、改善は難しいのではないかと思っています。
私の目標は、綺麗なおばあちゃんになることです。
そのためにも、これからも自分が納得できるスキンケアを続けていきたいと思います!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また。
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